2020.11.10

SDGsに貢献するエコなアイディア商品を紹介します!

SDGsの認知度は、年々、増えてきており、ビジネスマンや自治体職員のみならず、現在では、学生や主婦の方までSDGsが広まりつつあります。
学生や主婦の方の中には、マイボトルを持ち歩く人やエコバッグを活用している方がいらっしゃり、SDGsの取り組みに積極的な方も!
SDGsの取り組みに賛同したいけど実際にどのようなエコアイディア商品を購入したり使用すればいいのか分からないって方も多いことでしょう。

そこで今回は、SDGsに貢献できるエコアイディア商品についてご紹介します。
この記事を読めばあなたもエコアイディア商品について完璧なはず!
 

そもそもSDGsとはどのような取り組みなのか


SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))」の略称です。
持続可能な開発目標(SDGs)は、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年の国連サミットで採択されたもの。
SDGsは、持続可能な開発のための2030アジェンダにて、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
持続可能な開発目標(SDGs)は、達成すべき17の目標とその目標一つひとつに付いている169のターゲットによって構成され、
地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」のことを誓っています。
SDGsは、発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本としても積極的に取り組んでいます!

 

SDGsに貢献できるエコアイディア商品5選。


地球上の主な環境破壊問題の一つが、「ゴミ問題」ですよね。
海洋汚染・食材廃棄によるフードロスなどここ最近でよくニュースで見かけることが多くなった問題たち。
そこで、今の注目を集めているのが、環境負荷の少ない植物性由来の成分で作られている商品です。
環境に配慮し、SDGsに貢献することができるおすすめのエコアイディア商品を5つご紹介します。

 

Allbirds(オールバーズ)が開発したスニーカー

サンフランシスコ発のスタートアップ企業であるAllbirds(オールバーズ)が開発したスニーカー。
こちらのスニーカー「ツリー」は、サスティナブルなことから世界中から注目を集めている人気のスニーカーです。
スニーカーの主な素材は、ユーカリの繊維で作られており、ユーカリの調達では、森林や動物の保護するための基準を満たしており、FSC認証を取得しております。
ユーカリは、通気性がとてもよく、肌触りも抜群なため、快適な履き心地が特徴のスニーカーです!

また、スニーカーに使用されているカーボンフットプリントは、CO2換算排出量が平均7.6kgで、
一般的なスニーカーのCO2排出量の12.5kgに比べ、排出量をかなり抑えております。

Allbirds(オールバース)は、スニーカーを作るうえで、環境問題とも向き合っている企業であり、CO2排出量がまだ抑えられるのではないかと日々、研究が進められているそうです。

Allbirds(オールバース)で製造されているスニーカーについて詳しいことを知りたい方は下記の公式サイトにアクセスしてみてください。
参考サイト:Allbirds(オールバーズ)私たちは、いつも自然からインスピレーションを得ています。最高品質のツリーだって、自然からの贈り物です。

 

破棄される予定の野菜や果物を使用して作られた紙文具

Food Paperは、越前和紙の老舗工房「五十嵐製紙」が手掛ける文具(紙製品)です。
こちらで作られている紙製品の素材は、破棄される予定だった野菜や果物を使用して作られています。
Food Paper開発のきっかけは、和紙の原料不足と五十嵐家の長男によるアイディアによって生まれたそうです。
廃棄予定だった食品を使用して紙製品を作ることが日本国内の環境問題でもあるフードロスに対してアプローチすることができ、
また、紙製品のすばらしさを広げられると同時にSDGsに貢献できるのではないかという五十嵐さんの思いから製造されています。

五十嵐さんが作っている紙製品が気になる方はぜひ下記の公式サイトよりアクセスしてみてください!

Food Paper、五十嵐さんが製造されているものについて詳しく知りたい方は、下記の公式サイトにアクセスしてみてください。
参考サイト:Vegetables&fruits Food Paper

 

インドネシアで開発された食べられるレジ袋

インドネシア・バリに拠点を置いているエコテクノロジー企業「アバ二(Avani)」が開発した食べられるレジ袋。
こちらのレジ袋は、誰もが知っているタピオカの原料であるキャッサバイモから作られています。
そのため、人や動物がこのレジ袋を食べてしまったとしても体に悪影響を及ぼさないようになっています。

この食べられるレジ袋の開発に至った背景には、インドネシア国内で大きな問題視されている「ゴミ文化」が影響しているそうです。
インドネシアというと「リゾート地」という印象を持っている方がほとんどだと思いますが、実は、そうではありません!
インドネシアは、ゴミのポイ捨て文化やごみ処理がめんどくさいなどの文化が広まっており、住宅地や海などに大量のゴミが溢れかえっており、インドネシアでは大きな環境問題となっております。

そこでゴミ文化を少しでも改善できるのではないかと開発されたものが食べられるレジ袋です!
食べられるゴミ袋であれば、たとえポイ捨てされたとしても肥料として土にかえって環境を破壊することがなくなるからです。

食べられるレジ袋についてもっと詳しく知りたい方は、下記の公式サイトにアクセスしてみてください。(英語表記になっています。)
参考サイト:アバ二(Avani)
 

何度でも洗って使用できるラップ

何度でも洗って使用できる「アコラップ」は、ミツバチの巣から採取したみつろうをベースに作られた天然のラップです。
ラップといっても使い捨てではなく、何度でも洗って使用できるため、ゴミの排出量を抑えることができます。
また、ラップの使用後は洗って自然乾燥させれば、約半年から1年間は繰り返し使用でき、最後は土に還ります。

アコラップの主な成分は、はちみつとオーガニックコットンで作られている為、食器や食材との相性も抜群!
ラップとしての食品を守る働きと抗菌性と保存性を兼ね揃えているのでとても便利なラップと言えるでしょう。

こちらのラップを各世帯のご家族や私たち一人ひとりが使用すれば、日本国内もゴミの排出量が少しでも減るかもしれませんよね。

 

オーガニック・サスティナブルなブランド

エシカミー(ethicame)は、「サスティナブル(自然環境の維持に役立つ」「エシカル(環境保全や社会貢献)」「オーガニック&ナチュラル」の3要素が詰まったブランドが一同に集まったセレクトショップです。

エシカミーで取り扱っているブランド、全て、「The ethicame clean standard」をクリアしています。
「The ethicame clean standard」には、オーガニック認証や動物実験を行わないなど6つの基準が設けられており、それをエシカミーで取り扱っているブランドは突破しています。

エシカミーは、世界中で大きな課題となっている環境問題や動物愛護に積極的に取り組んでいるセレクトショップであり、
こういったブランドが、これから先、どんどん増えていったいいですよね!

オーガニック・サスティナブルなブランドについて詳しい情報を知りたい方は、下記の公式サイトにアクセスしてください。
参考サイト:エシカミー(ethicame)

 

日常的なお買い物でSDGsへ貢献しよう。


私たちが普段、スーパーやコンビニなどでお買い物をするときに実は、SDGsに貢献できる取り組み方があるのを知っていますか?
そこで普段のお買い物からSDGsへ貢献できる取り組み方をいくつかご紹介します。
 

紙パッケージの商品を購入しよう!

誰もが一度は、購入したことや食べたことがあるポテトチップス・かっぱえびせん・キットカットなど、これからの商品のパッケージが、紙を原料としたクラフト包材に変わっていることを皆さんはお気づきでしょうか!?
こういったスナック菓子を購入することでもSDGsに貢献することができるんです。
この3つの商品以外にもこれからどんどん世の中にSDGsに貢献する商品が増えていくことでしょう!

また、コンビニ「セブンイレブン」限定ではありますが、「JUST WATER」という飲料水が販売されており、こちらは普通の飲料水に比べて少しお値段は高くなってしまうのですが、サスティナブルな製造方法と環境にやさしい紙容器を採用し、多くの方々から指示を受けている飲料水です。

もし気になった方は、ぜひお近くのセブンイレブンで手に取ってみてください!

 

プラスチックストローやカップの利用をやめよう!

最近では、プラスチックストローやカップの利用を取りやめる飲食店が増えてきています。
SDGsへ積極的に取り組もうという姿勢の表れでもあります。
そのきっかけの一つとなっているのが、今、世界中で大きな環境問題となっているプラスチックゴミによる「海洋汚染」です。
プラスチックストローの代わりに食べられるお菓子でできているストローやストローを使用しないなど様々な取り組みが日本国内のみならず世界中で取り組みが始まっています。
私たち一人ひとりが気にかけることで海洋汚染は防げるかもしれませんね!

 

認証マーク入りの商品を積極的に購入してSDGsへ貢献しよう!


認証マークが付いた商品を購入することでも実は、SDGsへ貢献することができます。
日頃からお買い物をしている主婦や学生の方は、一度は、目にしたことがあるのではないでしょうか?
また、認証マークは、地球にやさしい生産方式で生産された持続可能な商品にしか付いてません!
 

海のエコラベル「MSC認証」

魚は、乱獲を防止すれば未来に渡って水産資源を獲ることができ、海の生態系も守れます。
そこで豊かな海を守るために海のエコラベル「MSC認証」が定められました。
 

養殖水産物のエコラベル「ASC認証」

水産養殖の需要が高まりつつある中で、劣悪な労働環境や水質汚染、そして生態系の撹乱が起きています。
そうした中、環境に悪影響を与えず、地域社会に配慮した養殖物に養殖水産物のエコラベル「ASC認証」が付けられるようになりました。

また、日本のパナソニック株式会社の社員食堂では、MSC認証・ASC認証の食材が使用されています。
 

環境にやさしい森林認証制度「FSC認証」

FSC認証のマークを見たことがある方の方が多いのではないでしょうか!? 
ティッシュペーパーや印刷用紙など、日常生活でよく利用する紙の商品に付いています。
FSC認証は、持続可能な形で生産された木材に与えらる認証制度です。

 

認証パーム油「RSPO認証」

スナック菓子、アイス、チョコレート、シャンプー、ドレッシングなどで使用されているパームオイル。
パームオイルは、便利なオイルであることから年々、重要が高まってきています。
パームオイルの生産国である、インドネシアやマレーシアの森林が大量に伐採され、
森林が伐採されると地球温暖化につながり、そして野生の動物たちの住処まで奪われることになります。
そこで持続可能なパームオイルの生産と利用を促進することを目的とし、「RSPO認証」が定められました。

 

SDGsに貢献することができるエコなアイディア商品を購入して積極的に取り組もう♪

いかがでしたか?
SDGsに貢献することができるおすすめのエコなアイディア商品をいくつかご紹介しました。
今、日本国内のみならず世界中で環境破壊が問題視されており、私たち一人ひとりが積極的にSDGsに取り組んでいく必要があります。
まずは、SDGsに貢献することができる身近な取り組みから始めてみませんか!?
SDGsが達成すれば、きっと明るい未来が待っていることでしょう!

今回、ご紹介した内容はこちら!

・そもそもSDGsとはどのような取り組みなのか
・SDGsに貢献できるエコアイディア商品5選。
・日常的なお買い物でSDGsへ貢献しよう。
・認証マーク入りの商品を積極的に購入してSDGsへ貢献しよう!

参考サイト:環境に配慮したアイデア商品5選|植物由来のスニーカーやレジ袋などを紹介