2020.10.26

SDGsバッジはどこで買える?購入方法について紹介します

丸い形のカラフルな色味をしたバッジをビジネス街で身に着けている人を見かけたことはありますでしょうか?
ニュースに映る政治家の方たちの胸にはこのカラフルなバッジが付いている方がほとんど。
付けている人は資格を持ってたりするんでしょ、と思うかもしれませんが、
実は、あのバッジは購入することができるんですよ!

そこで今回はそのカラフルなバッジであるSDGsバッジの購入方法をご紹介します。
 

SDGsとはそもそもどういったものなのか


SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称です。
読み方や発音は「エス・ディー・ジーズ」
日本語に訳すと「持続可能な開発目標」という意味です。
また、よく読み方が間違われて「エス・ディー・ジー・エス」と発音する方が多くいらっしゃいますが、実はこれは間違いです!

SDGsは、2015年にニューヨークの国連本部で「国連持続可能な開発サミット」が開催された際に、
「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」=SDGsが採択されました。

また、SDGsは、17の目標とその目標一つひとつにある169のターゲットによって構成されており、
世界各国が取り組むべき課題はまだまだたくさんあります。

また、SDGsは、前身である「MDGs」に代わって定められたともされています。
 

SDGsは前身であるMDGs(エム・ディー・ジーズ/ミレニアム開発目標)に代わって定められた?

SDGsは、2000年に国連のサミットで採択された「MDGs(ミレニアム開発目標)」が2015年に達成期限を迎えたことを受けて、MDGsに代わる新たな世界の目標として定められました。

MDGsが達成するまでに掲げられてた目標は全部で8つ!

ゴール1 極度の貧困と飢餓の撲滅
ゴール2 初等教育の完全普及の達成
ゴール3 ジェンダー平等推進と女性地位向上
ゴール4 乳幼児死亡率の削減
ゴール5 妊産婦の健康の改善
ゴール6 HIV/エイズ、マラリア、そのほかの疾病の蔓延の防止
ゴール7 環境の持続可能確保
ゴール8 開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

MDGsはこの掲げられた8つの目標を見て分かる通り、先進国よりも途上国を中心とする支援の内容です。

またMDGsについては途上国から下記のような意見も出ていました。
"乳幼児死亡率の削減など、発展途上国が抱える問題を挙げ、解決策を探った。だが、その内容は先進国が決めており、途上国からは反発もあった。進展には地域の偏りなどの「見落とし」があったとも指摘された。"

出典:(朝日新聞デジタル「SDGsって何?」より)

上記の意見を受け、2015年に新たに設定されたSDGsは、誰ひとり取り残さないことを目指し、先進国と途上国が一丸となって達成すべき目標で構成されているのが特徴の一つです。
 

SDGsバッジはどうやって購入するの?


SDGsバッジは、資格取得して付けるものではなく、自由に付けたい方が付けられるバッジなんです。
そのバッジの購入方法をご紹介します。
ご自身のお好みのバッジをぜひ身に着けてみてください!
 

国連本部・関係機関が販売しているSDGsバッジ

SDGsが世界目標として採択された国連関連機関で、SDGsバッジは、販売されています。
SDGsバッジを購入するには、英語サイトで購入手続きをする必要がある為、
英語が苦手な方にはちょっとハードルが高いかもしれません。

購入できる国連本部WEBサイトはこちら

国連開発計画WEBサイトはこちら
 

日本のバッジ製造会社でもSDGsバッジは購入できる!?

日本のバッジ製造会社でもSDGsバッジは販売されています。
国連本部・関係機関で購入するものとは違って、バッジのデザイン・サイズ・留め具の種類など細部までこだわっているSDGsバッチを購入することができるのが特徴です。
また、SDGsバッジの裏面への刻印やラインストーンの追加など、カスタマイズも可能!

 

購入できる日本バッジ製造会社はこちら!

三藤株式会社(価格は要見積)

有限会社ローカルプランニング(価格は要見積)
 

クラウドファンディングを活用したSDGsバッジの販売はこちら

SDGsバッジは、国連本部・関係機関・日本バッジ製造会社、以外にもクラウドファンディングで販売されています。
クラウドファンディングで販売したきっかけは、発起人の方が初めてSDGsバッジを見たときに「カッコいい!お洒落!」
と思ったことがきっかけとなり今では、クラウドファンディングでSDGsバッジを販売しています。
 
購入できるWEBサイト(SDGsバッジ1個:1980円(税込み+送料込み))
joinsdgs公式ページ
クラウドファンディングkibidango

SDGsバッジを購入できる店舗(1個:1800円(税込み))
・TSUTAYA BOOKSTTORE 梅田MeRISE
・京都岡崎蔦屋書店
・ルカコストア(大阪)
 

通販サイトでSDGsバッジを購入するならこちら

日本で誰もが知っている有名通販サイトでもSDGバッジは購入することができるんです。
その有名通販サイトをいくつかご紹介します。
気になった方はぜひチェックしてみてください。

Amazon SDGsバッジ
楽天市場 SDGsバッジ

この2つの通販サイトで、SDGsバッジを購入することができます!
価格も2000円ほどで購入することが可能。
 

SDGsバッジの価格相場っていくらぐらい?

日本国内で販売しているSDGsバッジは全部で6種類ありますが、どのSDGsバッジも価格帯は、約1160円です。
この価格帯で販売されているSDGsバッジが日本国内の相場と言えるでしょう。
また、SDGsに積極的に取り組んでいる企業や団体から大量に発注する場合は、1個あたりの費用をもう少し抑えられる可能性があります。
正確に詳しい価格帯がお知りになりたい方は、SDGsバッジ製造会社にて見積もりを出してもらってください!
 

SDGsバッジの正規品と偽物をしっかりと見極めよう!


せっかくSDGsバッジを購入するなら偽物よりも正規品を購入したいですよね。
正規品か偽物かを判断するためには明らかにSDGsバッジのホイールロゴの配色が違っているなどでなければ見分けがつきにくいのが現状です。

SDGsバッジの正規品かどうかを見極める判断としては以下の2項目を満たしているかどうか。

・ニューヨークの国連本部や国連のWEBサイトから購入するバッジ
・国連のSDGsロゴ使用ガイドラインを守り、国連から使用許諾を得て作成されたバッチ

この2項目について詳しくご紹介します。
 

国連本部や国連のWEBサイトから購入するSDGsバッジ

国連本部や国連関係が販売しているSDGsバッジは正規品です。
日本国内で国連関係機関でSDGsバッジを購入しようとしても購入することができないんです。
なぜなら、日本国内の国連機関ではSDGsバッジの販売を行っていないからです。

国連本部・国連関係機関で購入する場合、最初にご紹介した英語圏の国連WEBサイトから購入するしかありません。
 

 

国連のSDGsロゴ使用ガイドラインを守って、使用許諾を得て作成されたSDGsバッチなのか

日本の企業や団体が販売しているSDGsバッジは、正規品だと販売していも良いものとされています。
その正規品バッジとは、商品の販売ページに、国連のSDGsロゴガイドラインを遵守や、国連に確認済みなどの表記があるSDGsバッジです。
ここまで遵守して使用許諾を得ているSDGsバッジであれば、正規品だと判断することができます。

SDGsの各種ロゴを使用する場合、国連が定めているガイドラインを遵守しなければなりません。
例えば、SDGsバッジに用いられるカラーホイール内に別のロゴを入れるのは禁止されています。
また、ガイドラインで定められているSDGsロゴの用途にも注意が必要です!
 
SDGsロゴの用途

・情報目的
・資金調達目的
・商業用途


この中で唯一、国連の使用許可なしでSDGsロゴが使用することができるのが「情報目的」です。
資金調達目的や商業用途目的で、SDGsロゴを使用したSDGsバッジを制作・販売する場合は、使用許可を取る必要があります!
SDGs mediaによると、2020年3月の段階で、商業用途で使用許可を得た日本企業は一社もないとされています。

SDGsバッジが正規品であるかどうかを見極める際の情報源として覚えておいてください!
 

SDGsバッジを身に着ける意味やメリットってなにかあるの?


SDGsに積極的に取り組んでいる日本企業や団体は、社員全員にSDGsバッジを支給する企業や団体が多いようです。
そもそもSDGsバッジを身に着ける意味やメリットってあるのでしょうか。
そこでSDGsバッジを身に着ける意味やメリットについてご紹介します。

 

SDGsバッジを身に着ける意味はこちら

簡潔に言うと、あなたが務めている企業や団体が「SDGsに積極的に取り組んでいますよ!」という社内外へのアピールの一つになります。
また、社外へアピールすることもSDGsの活動の一部に含まれているからです。
そのアピールポイントの一つがSDGsバッジの着用!

SDGsバッジの着用以外にも社外へのアピールの仕方は様々あります。
名刺にSDGsロゴや17の目標アイコンをあしらったり、WEBサイトでSDGsに関する取り組みについて記載したり、
SDGs宣言やSDGsレポートを作成・公開したりすることもSDGsの活動の一部となります。
 

SDGsバッジ着用のメリット3選

メリット1:社内でSDGsへの意識を保つ効果が得られる
SDGsは、日本語では「持続可能な開発目標」と訳される為、短期的にSDGsに取り組めば良いというものではありません。
その為、企業が積極的に取り組んでいるのであれば、SDGsへの貢献意識がとても大切になります。
社内でも社員全員がSDGsバッジを着用していることで、同僚と顔を合わせるときでもSDGsバッジは目に入ってくるので、SDGsへの意識を高めあうことができるんです。


メリット2:取引先や商談相手とSDGsの話題を話しやすい
SDGsバッチを着用して商談に臨めば、相手からSDGsバッジについて質問されたり、自ら紹介したりすることができ、SDGsについて話し合うきっかけにもなります。
そこで商談と一緒にSDGsについて関連づけて話を進めると、相手側から好感を持たれることも!
相手から好感や信頼を得られるチャンスをSDGsバッジは作ってくれることもあります。
ただ、このようなSDGsバッジについて話すとなるとそれなりの知識や社内での取り組みについて話せるようになっておかなければなりません。


メリット3:SDGsバッジ着用者同士で一体感が生まれやすい

あなたが務めている会社の取引先に打ち合わせへ行く際にSDGsバッジを着用していくと、取引先の社員や担当者もSDGsバッジを着用しているということもあります。
まだ、現段階での日本では、SDGsの取り組みやSDGsバッチの着用などは、社会全体で浸透していない為、SDGsバッチ着用者同士で一体感が生まれる可能性も!
そのため、SDGsバッチの着用者同士での商談は進みやすいこともあるでしょう。
 

SDGsバッジについてのまとめ

いかがでしたか?
SDGsバッジを購入・購入方法についてご紹介しました。
今回、SDGsバッジについてご紹介した内容はこちら

・SDGsとはそもそもなんなのか
・SDGsバッジはどうやって購入するの
・日本のバッジ製造会社でもSDGsバッジは購入できる!?
・クラウドファンディングを活用したSDGsバッジの販売
・通販サイトでSDGsバッジを購入するならここ
・SDGsバッジの価格相場っていくらぐらい?
・SDGsバッジの正規品と偽物をしっかりと見極めよう!
・SDGsバッジを身に着ける意味やメリットってなにかあるの?

SDGsバッジの購入する際の注意点や購入する際の参考にぜひこの記事を活用してください。
SDGsバッジを購入した後、着用しただけで満足せず、着用したからには、SDGsの取り組みに積極的に活動してくださいね!

参考サイト:SDGsのバッジ購入先はここ!|2020年最新版