2020.12.21

SDGsに取り組むサステナブル・レストランを紹介!【京都編】

2.飢餓をゼロに 3.すべての人に健康と福祉を 12.つくる責任つかう責任

SDGsとは「Sustainable Development Goals(サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ)」の頭文字。持続可能を意味するサステナブル。政府が主導で取り組んでると思いきや、実は飲食店にもサステナブルを取り入れているお店がたくさんあるんです!

この記事ではSDGsに取り組み、体と環境に優しい絶品料理が食べられる京都のレストランを4店舗に厳選してお届けします。
 

SDGsってなに?


SDGsは、2015年に国連本部で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。国連に加盟している193か国が協力して、2016年から2030年までの15年間で達成することを目指して活動しています。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ)」の略で、「エス・ディー・ジーズ」と読みます。

サステナブル=持続可能

ディベロップメント=開発

ゴールズ=目標

という意味です。
つまり、SDGsは国際社会共通で達成すべき目標のことを指しています。
 

SDGsは誰のためのもの?



SDGsは、先進国・途上国すべての国を対象に、経済・社会・環境の3つのバランスがとれた社会を目指す世界共通の目標として、17のゴールとその課題ごとに設定された169のターゲット(達成基準)から構成されます。

それらは、貧困や飢餓から環境問題、経済成長やジェンダーにいたる様々な課題を網羅しており、豊かさを追求しながら地球環境を守り、そして「誰一人取り残さない」ことをモットーに、人々が人間らしく暮らしていくための社会を2030年までに達成することが目標とされています。

つまりSDGsは「私たちひとりひとりのためにある目標」だといえるのです。
 

SDGsが達成されないとレストランなどの食産業の未来が危ない!?



SDGsは社会が抱えている様々な課題が網羅されているので、企業にとっても将来のリスクをチェックする指標として使うことができます。

特に食産業は、多くの自然資源と人的資源に支えられて成立していることから、SDGsが達成されずに環境と社会が不安定になることが、ビジネス上のリスクに直結しています!

『目標13:気候変動に具体な対策を』の地球温暖化を例にとれば、気温上昇や自然災害の多発によって食品原料となる農林水産物の安定的な生産が脅かされています。

酷暑によって売り上げが落ちた、労働環境が悪化したという声もよく聞かれます。レストランで提供する料理の原材料を仕入れられなくなったり、不作による値段の高騰で同じ値段で料理を提供することができなくなることも。

また、日本が人口減少と超高齢化社会を迎える中で、継続的に従業員を確保するためには、『目標5:ジャンダー平等を実現しよう』や『目標8:働きがいも経済成長も』、『目標10:人や国の不平等をなくそう』などに関連する多様な人材が活躍できる仕組みとイノベーションが不可欠なのです。

参考▶︎農林水産省 SDGs×食品産業
 

SDGsに取り組むサステナブルなレストラン4選!

そこでご紹介したいのが、いち早くSDGsに取り組んでいる京都のレストラン。国内外から京都に訪れるグルメな観光客や地元のファンから愛され選ばれ続ける、味は勿論のこと人や環境にまで嬉しい&美味しいサステナブルなレストランをご紹介します。

①一之船入(いちのふないり)



お茶屋だった町屋をリノベーションした由緒ある伝統的な風情の中、いただくのは無農薬・オーガニックの京野菜をふんだんに取り入れた「京風創作中華」。

オーナーシェフ・魏 禧之(ぎ・よしゆき)は、生まれ故郷の横浜中華街をはじめ、全国の有名中華店で修行を積み、中国特級調理士を取得した厨父(料理人)。

食べ物で病気を予防する「医食同源(いしょくどうげん)」という古くから中国にある、『体によい食材を日常的に食べて健康を保てば、特に薬など必要としない』という思想をとり入れ、美味しくて身体によい料理作りに取り組んでいます。

【一之舟入 詳細】
・住所    :京都市中京区河原町二条下ル一之船入町537-50
・アクセス  :地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩3分
・電話番号  :075-256-1271
・営業時間  :ランチ 11:30~14:00(LO 13:30)
       :ディナー 17:30~22:00(LO 20:30)
・定休日   :日曜日 / その他 年末年始
・ホームページ:一之舟
 

②THE CHEF'S kyoto(ザ・シェフズ・キョウト)



京都産を京都で使用する地産地消、無農薬・オーガニック素材にこだわり旬の食材をふんだんに用いた「ヒトと環境に優しい」フレンチをテーマにしたレストラン。アレルギーやベジタリアン、ヴィーガンも予約時に希望を伝えることにより対応可能。

食事に使用する食材だけではなく、店舗で使用するエネルギーは100%再生可能エネルギーを使用するなど、サステナブルへのこだわりが沢山!

婚礼で実績のあるシェフたちが集結し、結婚式だけではなく日常の大切な日にも本格フレンチを召し上がっていただきたいという想いから、一皿一人のシャフが担当するという贅沢なコースで、デートや自分へのご褒美、大切な人へのおもてなしに最適な空間です

婚礼で実績のあるシェフやスタッフで運営されているだけあって、特別な日のサプライズにもおすすめ♪

【THE CHEF'S kyoto 詳細】
・住所      :京都府京都市中京区御幸町通三条下ル海老屋町321 
・アクセス      :地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約5分
・電話番号      :075-241-1128
・営業時間    :【月】18:00~21:00 【木~土】18:00~21:00      
・定休日         :火曜日、水曜日
・ホームページ:THE CHEF'S kyoto
 

③Cantina Arco(カンティーナ アルコ)



京都にあるレンガ造りのイタリアンレストラン。南イタリアの雰囲気の店内で楽しめるのは、現地の味を表した“マンマ”の味。イタリアンと共に楽しんでほしいワインはソムリエがセレクトによるモノ。

「イタリア料理研究会」に所属し、自然災害など被災地への支援活動としてチャリティイベントに参加し寄付を行っていたり、ボランティアで養護施設の子供達に料理提供を行うなど、食の楽しみを知ってもらいながら、子供たちへの食育も施設と連携し推進しています。

【Cantina Arco 詳細】
・住所            :京都府京都市中京区油屋町145 洋燈館 1F     
・アクセス      :阪急電鉄京都本線「 河原町駅」から徒歩5分
・電話番号      :050-5596-3617
・営業時間  :【月・火・木・金・土・日】14:00〜22:00(L.O)    
・定休日         :水曜日    
・ホームページ:Cantina Arco

④アサヒビアレストラン スーパードライ京都



地元企業と連携を行い、観光に訪れたお客様にも満足して頂ける「京都ならではの特別メニュー」を提供。

京都の食材を京都で食べていただくという地産地消、地元素材を使用することでの産業の生産性向上や、周辺地域の雇用創出などの地域活性化にも取り組んでいます。

【アサヒビアレストラン スーパードライ京都 詳細】
・住所            :京都府京都市中京区河原町通三条下ル大黒町50
                        アサヒビール京都三条ビル1・2F
・アクセス      :京阪「三条」駅から徒歩4分
                        地下鉄東西線「京都市役所前」駅から徒歩3分
                        阪急「河原町」駅から徒歩5分
・電話番号      :075-221-1882
・営業時間      :月~日、祝日、祝前日: 11:30~22:00    
・ホームページ:アサヒビアレストラン スーパードライ京都
 

サステナブルなレストランまとめ

今回はSDGs、サステナブルとレストランについてご紹介しました。

一見、「SDGsとレストランって関係があるの?」と考えてしまいますが、環境に良い素材や運営が私たち利用客に安心安全な料理を届けることにも繋がるようです。

【ご紹介したレストラン】

1.一之舟入
2.THE CHEF'S kyoto
3.Cantinaa Arco
4.アサヒビアレストラン スーパードライ京都

SDGs、サステナブルは国際的な取り組みです。

今後も環境や健康に配慮した、SDGsに取り組むサステナブルなレストランがどんどん出てくるかも!

みなさんも是非、人と環境に優しいサステナブル・レストランで食事を楽しんでみてくださいね!
以上、SDGsに取り組むサスティナブル・レストランを紹介!【京都編】でした!